脳関門を通過してアセチルコリン濃度を増やす”アセチル-L-カルニチン”の効果

人間の脳には血液脳関門(BBB:Blood Brain Barrier)と呼ばれる有害物質を脳まで届かなくする防御壁があります。多くの栄養素はこの脳関門を乗り越えられないのですが、アセチル-L-カルニチンは乗り越えて、脳内のアセチルコリン濃度を増やす効果があります。

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アセチルコリン濃度を増やして集中力&記憶力アップ

助手さん
こんにちは!! 助手です!!

トーコ先生
こんにちは。トーコです。本日はアセチル-L-カルニチン(長いので以下”ALC”)のお話です。

トーコ先生
ALCは神経伝達物質である“アセチルコリン”を脳内で増やす効果があるんですよ。
助手さん
それって何が良いんですか?
トーコ先生
アセチルコリン濃度が高いほど、記憶力と集中力が向上します

あなたにも1日の内で集中力が高い時と低い時があるはずですが、これはアセチルコリン濃度が大きく関係しています。仕事でも午前中に脳をフル回転させた後、午後になると集中力が無くなってしまうのは、アセチルコリン濃度を低下させる”アデノシン”という神経伝達物質が増えてしまうからです。

つまり1日中、集中力や記憶力が高い状態を維持するためには、アセチルコリン濃度を増加させるALCなどの栄養素をこまめに補給して、アデノシンの活動を抑える必要があります。特にアデノシンはカフェインで抑制することが可能なので、集中力が低下しやすい14~15時ぐらいに、コーヒーとALCを補給することをお勧めします。

またALCは脳神経細胞を修復・再生させる効果や初期のアルツハイマー病なら進行を遅らせることができること確認されている点も重要なポイントです。

助手さん
アセチルコリン濃度を増やすのはALCじゃないとダメなんですか?
トーコ先生
いいえ。卵黄に多く含まれるコリンや大豆に多く含まれるレシチンにもアセチルコリン濃度を増やす効果があります。
トーコ先生
ただ、はじめから“血液脳関門”を通過できる状態のALCの方が吸収効率が良いのよ。

トーコ先生
レシチンやコリンなんかは脳関門を通過できる状態に変換する必要があって、その分だけ吸収効率が落ちてしまうんです。
助手さん
限られた物質だけしか脳に到達できないって不思議ですよね。
トーコ先生
実際、脳関門の存在が証明されたのは1960年代ですし、まだまだ謎が多い器官なんですよ。

アセチル-L-カルニチンのサプリ的 ☆重要度☆

集中力と記憶力を高い状態で維持するために、ALCは重要なサプリメントです。特に15時ぐらいの時間帯や残業時間など、集中力が低下しやすい時間帯はアセチルコリン濃度が低下している可能性が高いので、ALCをとって集中力をアップさせていきたいですね。

血液脳関門を通過して脳神経細胞に直接影響を与えることができる栄養素は限られます。脳神経の再生と修復にも効果があるので、こまめに摂取していきたいサプリメントです。

助手さん
高い集中力を持続させるには大切なサプリメントなんですね。
トーコ先生
集中力を高めるといっても、限界以上に高めるわけではないので過度の期待は禁物ですけどね。

アセチル-L-カルニチン サプリメント選びのポイント

ALCはメーカーによっては高い値段で販売されています。しかし大手海外メーカーは大量生産によって価格を下げているところがあるので、そうした良心的な値段のものを買うことをお勧めします。特に下記にご紹介するNOW FOODS社のものはiHerb.comでも評判が良く、私も愛用しています。

おすすめサプリ

アセチル-L-カルニチン, 500 mg

https://jp.iherb.com/pr/Now-Foods-Acetyl-L-Carnitine-500-mg-100-Veg-Capsules/316?rcode=VQM318

注意するポイントは、ダイエット用として良く販売されている「L-カルニチン」は「”アセチル-“L-カルニチン」とは別物ということです。L-カルニチンは上述した血液脳関門を突破することはできません。「L-カルニチン」から「アセチル-L-カルニチン」へ変換されるのは約50%以下なので、半分以上が脳関門を突破できずに無駄になってしまいます。

助手さん
サプリメントは紛らわしい名前が多いですね。
助手さん
「ホスファチジル”セリン”」と「ホスファチジル”コリン”」とか。
トーコ先生
こればっかりはどうしようもないわ…。
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