[ニュース]焼き魚を食べると脳の灰白質が増える?魚と脳の最新研究報告

近年、日本人の魚の消費量が大きく減少し、ついに肉類の消費量と逆転してしまいました。しかし、魚はDHA・EPAを含む「オメガ3脂肪酸」など脳に良い栄養を多く含みます。さらに、脳の「灰白質」を増やす研究結果も出ているので、ご紹介します。

スポンサーリンク
広告

魚はやっぱり脳に良い!! 最新の研究結果

助手さん
こんにちは!! 助手です!!
トーコ先生
こんにちは。トーコです。本日は魚と脳の最新の研究結果についてご紹介します。
助手さん
魚ですか…。あんまり好きじゃないから、最近食べてないや。
トーコ先生
最近は食卓に魚が並ぶ機会が減ってきていますけど、脳にとってはものすごく残念なことなのよ。

ココロとカラダの教科書 | welq より引用

https://welq.jp/9114

焼き魚を食べると脳内容が増える、「灰白質」に良い影響の研究結果

米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校メディカル・センター放射線科のラジ・サイラス氏らの研究グループが、予防医学の国際誌であるアメリカン・ジャーナル・オブ・プリベンティブ・メディシン誌2014年10月号で報告している。

(中略)

研究グループは、「心臓血管健康研究」と呼ばれる研究で対象となった健康な成人260人を対象として、魚を食べることと脳の構造の関連を調べた。米国国立がん研究所が作った「食物頻度アンケート」とMRIの情報も用いている。「ボクセル解析形態計測」と呼ばれる手法で計測し、「重回帰分析」と呼ばれる方法で解析を行った。結果として、焼き魚を毎週食べると、脳の側面の存在する「海馬」、脳の後頭部に存在する「楔前部」、脳の中心分に存在する「後帯状皮質」、目の後ろ側に存在する「眼窩前頭皮質」の灰白質の量が明確に増えていた。

トーコ先生
毎週焼き魚を食べているグループは、なんと脳の「灰白質」が大きくなっていたんです。ちなみに、灰白質が増えいていた部位は以下になります。
  • 海馬(記憶や空間学習能力に関係する)
  • 楔前部(判断力に関係し、また幸福感を強く感じる人はこの部位が活発に活動している)
  • 後帯状皮質(記憶・情動系に関する腹側前帯状皮質と強い結びつきがある)
  • 眼窩前頭皮質(意思決定力や期待の感情に関係する部位の可能性がある)

(注)眼窩前頭皮質は脳の部位で研究が最も進んでおらず、働きも謎が多い

灰白質の説明については「ジャグリングを趣味にして脳機能を強化させよう」の記事もご参考に。

助手さん
魚を食べると頭が良くなるって昔から言われていますけど、実際に脳に変化があるんですね。
トーコ先生
ポイントはグリルをした「焼き魚」というところよ。高温の油でフライにすると有効成分が壊れてしまって、脳に良い効果が減少してしまうと言われているわ。
助手さん
魚を食べるなら、寿司や刺身、焼き魚がベストってことですね!!

魚はアルツハイマー病のリスクを減少させる?

トーコ先生
次の研究はアルツハイマー病と魚に関してです。

脳トレ・認知症予防の最新科学ニュースメディア | nounowより引用

http://www.nounow.jp/meal/1453/

魚と脳のイイ関係

Journal of the American Medical Associationの2016年2月2日号に掲載された研究では、「魚に含まれる水銀は知能の低下を引き起こさない」また「人によっては魚を多く食べることでアルツハイマー病が防げるかもしれない」ことが示されています。

(中略)

また研究では 魚などシーフードを適度に摂取することにより、アルツハイマー病の遺伝的リスクを負う人の脳を守る効果があるかもしれないとしています。

(中略)

魚を週一回以上食べるとアルツハイマー病による脳損傷が少ないことが判明したのですが、これはAPOEε4という遺伝子をもつ人のみでAPOEε4をもたない人ではこの保護効果はみられなかったとのことです。

トーコ先生
アルツハイマー病にかかりやすい遺伝子「APOEε4」をもつ人に対して、魚はアルツハイマー病になるリスクを低減させるとの研究結果です。
助手さん
遺伝的な要因にまで効果があるなんて、お魚さん恐るべし!!ですね。

夕飯は刺身?焼き魚? それとも…

助手さん
すごい研究結果が出ているのは分かったんですけど、やっぱり魚は調理が大変ですね。
トーコ先生
そうですね。食卓から魚が消えている一つの要因は料理がめんどうだからです。
助手さん
焼き魚はグリルの片づけが面倒だし、寿司や刺身は日持ちしないですからね!!
トーコ先生
そんな中、注目されているのが「缶詰」なんです。

ニュースイッチ (日刊工業新聞)より引用

http://newswitch.jp/p/4916

ツナ缶が記憶力に効く!マルハニチロ、記憶を支援する機能性食品3種発売

マルハニチロは缶詰・瓶詰で初めて、記憶を支援する機能を盛り込んだ新商品3品を、7月1日に発売する。脳の機能性表示食品として、消費者庁に受理された。

商品は缶詰2品と瓶詰1品で、記憶を支援するドコサヘキサエン酸(DHA)成分が多い。同社はDHAが魚由来成分である点を生かし、機能研究などに取り組んでいる。高齢化の進行で全国に認知症患者が増える中、缶詰類の差別化商品として売り込む。

商品は缶詰の「さば水煮M」「油そのままツナフレークMまぐろ油漬オリーブオイル仕立て」、瓶詰の「さけフレークM」。

助手さん
缶詰なら日持ちはするし、色々な料理に応用できるし、片付けも簡単だしで便利ですよね。
トーコ先生
共働きで料理の時間が取れない家庭が増えている中、缶詰は魚の摂取に大きく役立ちます。
助手さん
今晩の夕飯から魚をいっぱい食べるぞ~。

昔から日本人の脳と体と心を支えてきた魚が食卓から消えつつあり、大変さみしく思います。共働き世帯、一人暮らし世帯の増加で調理に時間が取れないのと、若者の食の欧米化によって魚離れが進んでいることが要因ですが、いくつもの研究からも明らかなように魚の健康効果はとても大きいです。缶詰や鮭フレークでも良いので、魚をなるべく食べるように心がけていきましょう。

スポンサーリンク
広告
広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする